中国 湖北省武漢から帰国し、新型コロナウイルスで症状がないもののウイルス検査で陽性となった患者の診療を担当した千葉県鴨川市の病院の医師が、NHKの取材に応じ、軽症の場合には特別な治療が必要ないため冷静に対処し、今後、重症化した患者が検査や治療をスムーズに受けられる体制を確保することが重要だと述べました。 亀田総合病院の医師の細川直登 感染症科部長は、3人の治療を担当し、今後の参考にしてほしいとNHKの取材に応じました。 細川医師が治療にあたった3人のうち1人については、症状が最後まで出ず2人は発熱などはあったものの肺炎をおこすには至らなかったことから「治療には直接効果のある薬はないため体調を整えてもらえるよう経過を観察していた」と話しました。 そのうえで「感染しても8割の人は肺炎に至らず、軽いかぜの症状で終わるとされている」としたうえで現在、病院にも感染を心配する人から問い合わせが相次いで
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