平成の喜劇王として老若男女に愛される続けている俳優・高田純次が、映画『ホームカミング』で初主演を果たす。 高田が演じる男性・鴇田は、仕事一筋だったサラリーマン人生を懸けて手に入れたマイホームで、定年退職後の第2の人生を妻と共にスタートさせようとしていた。夫妻が終の棲家に選んだ「虹の丘タウン」は、かつて「ニュータウン」として開発され、理想の町と呼ばれた場所。しかし、都心から40キロ離れたその町はかつての輝きを失い、平均年齢68歳の「老人街」と化していた。 監督は、社会現象まで巻き起こした連続テレビドラマ『金曜日の妻たちへ』やNHK夜の連続ドラマ『理想の生活』、さらに特撮作品など幅広いジャンルの演出を手掛けるヒットメーカー飯島敏宏。高田の脇を固める飯島監督と縁のある深い個性派キャストをはじめ、女性警察官を演じる麗奈の活躍も見どころだ。 「飯島敏宏監督に劇場用映画の新作を撮ってもらおう」という思