タグ

運命を拓くに関するito_laboのブックマーク (14)

  • 『運命を拓く』要約と感想その15。いつでも理想を胸に

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 前回の記事では第十二章「理想と想像」の項を要約しました。 今回の記事は最後の第十三章「一念不動」についてです。 ほんとうに幸福であろうとする人にとって必要なことは何かを説明していきます。 以下の関係性がポイントとなります。 「思考=観念=想像=理想=成就」 心に宇宙霊が入れるようにしておく いったん描いた理想は、一念不動の状態で固く保持して変更しないことです。 幸福であるための原則はこれだけだと言ってもいいくらいです。 自分の欲する物事を、はっきりと明瞭に決めておきましょう。 僕たちの心は、宇宙霊が溶かした宇宙エネルギーを受け、それを形あるものに造る鋳型のようなものです。 なので明確な鋳型を設計しておくことが大切です。 宇宙霊が入ってこれるように心の扉を開き、きちんとした座席も設置しておきましょう。 信じたものは霊の世界で実在している 自分の信念を固く

    『運命を拓く』要約と感想その15。いつでも理想を胸に
  • 『運命を拓く』要約と感想その14。想像力は創造力

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 前回の記事では第十一章「勇気と不幸福撃退」の項を要約しました。 今回は第十二章「理想と想像」について。 理想という言葉は知っているけれど、その当の意味を正しく理解して使っている人は、はたしてどれだけいるでしょうか。 人間の心に描く理想というものの力をこれから説明していきます。 理想とは立派な宗教 心理学では理想を「継続する組織のある連想」と定義しています。 立派に組み立てられた考え方が変わらず保たれている場合、それが一つの理想と呼べるということです。 哲学的には理想は立派な「宗教」といえます。 宗教の「宗」は心という意味であり、宗教は魂と心をつくり上げるものだと解釈してください。 理想が楽しければ楽しいほど、自然に人格の向上につながります。 だから神仏を信仰しなくても、理想は立派な宗教といえるのです。 神仏を崇める必要はない 理想の階級が高いほど、そ

    『運命を拓く』要約と感想その14。想像力は創造力
  • 『運命を拓く』要約と感想その13。勇気は心を安らかにする

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 前回の記事では 第十章「恐怖への戒め」の部分を要約しました。 今回は第十一章「勇気と不幸福撃退」について。 何事に対してもやたらと悲観したり心配したりするのを止めることが、よい人生を活きるためには必要です。 心配癖はなくすべき 僕たちは心配するのが当たり前だと思いがちですが、実際は違います。 人間が万物の霊長としてこの世に生まれてきた理由を考えたなら、心配や悲観がいかに不要なものかがわかるはずです。 百歩譲って心配するのが正しいとしたら、病気にかかった場合に心配することで早く治るようになるはずですが、そうはなりません。 不運なときには悲観すればするほど、いっそうよくないことが起こるというのが事実です。 これらの事実に気づかず、心配や悲観を続けるのは、宇宙の法則や心の偉大な力に無自覚だからです。 思考が現実になる法則 なんでも心配や悲観をしてしまう習慣に

    『運命を拓く』要約と感想その13。勇気は心を安らかにする
  • 『運命を拓く』要約と感想その12。恐怖を手放そう

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 前回の記事では第九章「第一義的な活き方」の後半部分を要約していきました。 今回は第十章「恐怖への戒め」について。 書は書いてあることほとんどが大事に思えてきて要約が大変でしたが、残りあと2割というところまできました。 自分なりにエッセンスは押さえているとは思うので、もうしばらくお付き合いください。 恐怖観念は現実化する あらゆる出来事に対し、物を怖れるという気持ちほど、価値のない結果をもたらすものはありません。 しかしながら僕たちは、ちょっとした体調不良や不運に対し、過剰な恐怖観念をいだきがちです。 「恐怖すればするほど人生に良くない結果がくる」という法則が、宇宙に働いていると知りましょう。 哲学者ベーコンも「人の大いに怖るるところのものは必ず、遂に襲い来るべし」と言っています。 宇宙霊という生ける大きな生命には、僕たちの観念が注がれると、とっさにそ

    『運命を拓く』要約と感想その12。恐怖を手放そう
  • 『運命を拓く』要約と感想その11。自分をいつわらない

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 前回の記事では第九章「第一義的な活き方」の前半部分を要約していきました。 今回は後半部分です。 「できるだけ平素、幸福の方面から人生を考えよ」 自分の心でもってすべてのことを幸福にしてしまいましょう。 このような苦しいときも楽しむといった態度を持つというのは、言うだけなら簡単かもしれません。 でも天風氏のを読みこんでいると、鍛錬すればできるようになるかも、という前向きな気持ちになってくるから不思議です。 いつわりのない物の感情 つまらないことに泣いたり、怒ったり、心配する僕たちの感情は、物の感情ではないと思ってください。 修行を積むことで当の気持ちが出るようになり、感情をいつわらなくなります。 今までの汚れた心を綺麗にしようという「望み」があるのなら、環境を呪い、運命を悲しむことをやめましょう。 生きていることを、ただありがたく感謝しましょう。

    『運命を拓く』要約と感想その11。自分をいつわらない
  • 『運命を拓く』要約と感想その9。信念は雑念の下に埋もれている

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では第七章「人間の生命の来の面目」、今回は第八章「人生の羅針盤」についてです。 人間の心を絶対的に強くするために必要な、根要素となるものを取り上げていきます。 人生真理というものを理解するということは、花園を汚す雑草を、切れ味するどい鎌で刈りとっていくようなものです。 理解するだけでなく、自覚する 心の中には自分でも愛想が尽きるような悪い思想、悪い観念がはびこっていると思います。 そうでなくとも恐怖、怒り、悲しみといった心の光を暗くする観念が、僕たちの心に発生します。 こういったものを心から除き去っていくことで、健康や運命を正しく建設していけます。 このような話を聞いているときは「その通りだ」と納得しても、自分の身に病や不運が起こった際、教わったことを活かせないのではないでしょう

    『運命を拓く』要約と感想その9。信念は雑念の下に埋もれている
  • 『運命を拓く』要約と感想その8 生命力の受け入れ口を広げておく

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では第六章「人生と運命」について書きました。 今回は第七章「人間の生命の来の面目」について。 面目というのは「すがた」「目的」という意味です。 それは一言でいうと「創造の生活」です。 人は来、創造的である 「風邪に用心しましょう」などといった情報は不要なものです。 医者になる人にとっての医学の知識は必要だけれど、素人が中途半端に知ると逆に害になることもあり、そのせいで治る病も治りにくくなる場合もあります。 医者よりも自分の病を詳しく知っている人なんて、天風氏にいわせれば「バカ」です。 人間の生命の来の面目が創造的である理由は、進化と向上を現実化するためです。 ものの破壊や消滅を好まず、ものの成就や完成を好む気持ちというのは、人間に共通している傾向です。 この自然傾向を応用できれ

    『運命を拓く』要約と感想その8 生命力の受け入れ口を広げておく
  • 『運命を拓く』要約と感想その7。感謝が運命を変える

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では第五章「大いなる悟り」について書きました。 今回は第六章「人生と運命」についてです。 みんなが誤解しやすい「運命」とはどういうものか。 天風氏の言葉を借りながら説明していきます。 宿命と天命 自分の思う通りにならないことを、運命だと片付けてしまいがちですが、どうしようもない運命というのはそうもたくさんありません。 運命には「天命」と「宿命」の二種類があります。 天命は絶対で、宿命は相対的なものです。 例えばこの時代にこの地で、男もしくは女として生まれたのは天命です。 対して宿命というのは、人間の力で打ち開いていけるものです。 しかしながらこのような宿命にぶつかったらすぐに「どうしようもない」と、天命だと思ってしまいがち。 この「どうしようもない」という意味の言葉が世界中にあるのは

    『運命を拓く』要約と感想その7。感謝が運命を変える
  • 『運命を拓く』要約と感想その6。造物主の心

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では第三章「潜在意識とその性能」から第四章「言葉と人生」までを要約しました。 今回は第五章「大いなる悟り」についてです。 人間の心が並べるものがないほどに偉大なのはなぜか、ということを説明していきます。 僕たちの心は宇宙よりも偉大だ 現代というのは物質的方面では豊かかもしれませんが、精神的方面はというと昔に比べお粗末になっています。 「僕の心はそんなに大きくはないし」と思ってしまうのは、心の使い方が部分的だからです。 万物の霊長として生まれた以上、はかり知れない偉大な心を持っていることに気づいてください。 これを悟れば自然に心の持ち方も良くなります。 広大無辺な大宇宙。きらめく星の一つ一つのそれぞれが立派な太陽であることなどを考えると、それは想像を絶する広さ。 さらに星々は微妙な調和

    『運命を拓く』要約と感想その6。造物主の心
  • 『運命を拓く』要約と感想その5。言葉は人生を創る

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では第二章「人生を支配する法則」を要約していきました。 今回は第三章「潜在意識とその性能」、第四章「言葉と人生」について。 宇宙生命と人間の生命とがどんな関係をもっているかについて説明していきます。 一言でいうとそれは「一すじの流れの中にある」ということになります。 人間の心の内容 人間の心には「潜在意識」と「実在意識」という二つの意識の領域があります。 これらは別々のように見えて、実際は一つの精神を元としていて、働きの上で二つに分かれているものです。 実在意識は、形と感覚の世界において人間を不自由なく生活させるために働きます。 実在意識が行なった動作が数多く繰り返されると、次第にその動作は潜在意識の支配で行なわれるようになります。 慣れないことも繰り返せば慣れていき、習慣になってい

    『運命を拓く』要約と感想その5。言葉は人生を創る
  • 『運命を拓く』要約と感想その4。思考は現実化する

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では第一章「生命の力」の部分を要約しました。 今回は第二章「人生を支配する法則」について。 心の作用は強烈なので、理解すると同時に応用する力が必要です。 なので人生を支配する法則についても学び、心を正しく使えるようにしていきましょう。 すべては一つのものから生み出される 動物、植物、鉱物もすべては一つのものから、すなわち「霊妙な気」によって生み出されています。 魚自身が水の中で生きているように、人間もこの霊妙な気の持つ力の中で生きています。 この気のことを天風哲学で「宇宙霊」と呼ぶのは、大自然に対する尊敬の念も込めているからです。 呼び方はなんであれ、それは感覚できないものの確かに存在しています。 (無条件に純真な気持ちで、それは在るのだと想定することが大切です) それを証明する事実

    『運命を拓く』要約と感想その4。思考は現実化する
  • 『運命を拓く』要約と感想その3。宇宙霊とつながる

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では真理瞑想行、朝旦偈辞の項 を要約しました。 今回は第一章、生命の力について。 「元気ですかー!」と聞かれて「元気です!」と答えるのは、意外と大事なことなのです。 肉体は自分の道具 人間として完全な活き方をするには「積極的な心」を作る必要があるので、そのための方法を説明していきます。 肉体=自分だと思っている人が多いかもしれませんが、人間の正体というのは「霊魂」という気です。 画家の持つ絵筆、大工の持つカンナのようなものが、命に対する肉体および心なのです。 このことを理解し、応用できれば無限の強さ、喜び、安心を得られます。 霊魂という気の力を肉体に送り込めば健康状態も直ちに回復します。 「活きる力は肉体にあるのではなく、霊魂という気の中にある」ということを理解しましょう。 健康も運

    『運命を拓く』要約と感想その3。宇宙霊とつながる
  • 『運命を拓く』要約と感想その2。心と宇宙はつながっている

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 前回の記事では天風氏の経歴について書きました。 今回から編に入ります。自分にとって腑に落ちた部分を要約していきます。 真理瞑想行について 人間としての真の領を発揮し、当に生き甲斐のある人生を活きるために必要な悟りを開かせるのが、真理瞑想行の目的です。 インドの山の中で何年も修行をして悟りを得るのが来の方法ですが、それでは時間がかかりすぎます。 おごそかな気持ちで話を聞くのであれば、それは天風氏から自分に告げられたのではなく、自分自身の魂が自分の心に悟らせているのだと考えていいでしょう。 真理を、自分の努力によって感じるのも、耳から聞いて自分の心に受け入れるのも、受け入れ方に相違があるだけです。 きれいな心の上にも雑念妄念がおおいかぶさっていると、真理の中に生きていながらそれを悟ることが

    『運命を拓く』要約と感想その2。心と宇宙はつながっている
  • 『運命を拓く』要約と感想その1。天風氏の経歴

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 伝説の人、中村天風氏のを数記事に渡って要約していきます。 インドの山奥でヨガの修行をしてきたという天風氏ですが、そこまでの経緯は並の小説よりもすごいです。 (僕も最初読んだときは、この人マジかよって思いました) そんな天風氏の講演録の中で一番売れている(と思う)書を紹介します。 一言一言に魂がこもっているように思える素敵なです。 天風氏の経歴 後の天風である中村三郎氏は1876年、九州の名家に生まれました。 身体的にも頭脳的にも俊敏で気性の激しい性格で、中学生の頃は包丁を持った相手と喧嘩し、包丁は相手に刺さり死亡し、三郎氏は正当防衛で釈放になったとか。 しかしながら学校は大学となり、父親の知り合いであり頭山満氏の元に預けられ、三郎氏は彼を師と仰ぎます。 そして17才の頃、陸軍中佐とともに中国の視察旅行(スパイ活動)に行きます。 軍事探偵としての訓

    『運命を拓く』要約と感想その1。天風氏の経歴
  • 1