先週の木曜日、毎日メディアカフェで行われた展示・実技指導&セミナー 「ハンデキャッパーのための電子書籍自炊」に行ってきました。これはさまざまなスキャナやOCR機器を紹介するとともに、視覚障害者が紙の本や書類をいかにストレスなく読むかについて考えようというものです。 視覚障害者と自炊 「自炊」という言葉はこの7,8年くらいの間に定着してきましたが、視覚障害者の世界ではもっとずっと前から行われてきました。視覚障害者は紙の本や書類をそのままの形で読むことはできません。そこで、「じゃあパソコンに取り込んで、テキストを抽出することができれば、それを音声読み上げソフトで読めるんじゃない?」というアイデアが自然と出てきます。OCR技術が研究され始めた20世紀初頭のころから、認識した文字を読み上げることで視覚障害者にとても役立つだろうという考えはあったようです(「光学文字認識(Wikipedia)」。まさ
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