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  • ロード・ダンセイニの短篇作品を読む

    長編も素晴らしい作品がありますが、ロード・ダンセイニの領はやはり短篇にあるといっていいのではないでしょうか。初期の昏い世界観のファンタジーから、後期のユーモアにあふれた作品まで、幅広い作風の短篇が残されています。 以下、いくつかの作品集について見ていきましょう。 『ぺガーナの神々』(荒俣宏訳 ハヤカワ文庫FT) 創作神話集「ぺガーナの神々」とその続編「時と神々」(「時と神々」は抄訳)が収録されています。神々さえもが滅びの対象であるという、独自の世界観に彩られたファンタジー作品集です。 「神話」であるので、世界の成り立ちについての説明が成されるのですが、その構造が非常にユニークなのです。人間やその世界を作ったのは「ちいさき神々」であり、その「ちいさき神々」を作ったのは主神マアナ=ユウド=スウシャイ、そして、そのマアナもまた<宿命>と<偶然>の勝負に影響されるという独自の神話になっています。

    ロード・ダンセイニの短篇作品を読む
    itochan
    itochan 2022/09/10
    へー。面白そう
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