この記事は、メール Advent Calendar 2018 の20日目に書かれています。 メール配信サービスの売り文句を見てみると、多くの場合で「到達率」というキーワードが出てきます。そりゃあメールマガジンを配信する側からすればより多くの顧客にリーチしたいわけで、高い方がいいに決まっています。ところがそれらの売り文句を見ていると「到達率」という言葉のニュアンスにブレが大きいような印象を受けます。これは技術的観点とマーケティング的観点の違いによるものだったり、そもそもエラーになった原因の分析が不正確だったりすることにより生じるブレではないかと考えています。 大前提としてメールは基本的に届く メール配信をする人はその到達率に目くじらを立てていると思いますが、そもそもメールはちゃんと送っていればちゃんと届きます。メールというかSMTPはRFCでそのプロトコルが定義されていて、それに沿って送れば