昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいた。おじいさんとおばあさんはお互い異性愛者であったが、同時にカップルのあり方の多様性に理解を持っていたため、婚姻関係にはなく、また子供の出産・養育に対しても前向きではなかった。 (註:おじいさん、おばあさんというカップルの固定観念を子供に抱かせないよう、導入箇所は入念に注意する必要がある。語り手は、カップルのあり方はおじいさん×おばあさんだけでなく、おじいさん×おじいさん、あるいはおばあさん×お姉さんなど、あらゆる組み合わせがあることを子どもたちに示唆しなければいけない) ある日、おじいさんは山の開拓(柴刈り)を行う行政に抗議するため山に向かった。おばあさんは水産資源保護のため、川のゴミを拾いに行った。 (註:おじいさん、おばあさんは歩いてそれぞれ山、川に向かっている。移動手段が徒歩なのは、時代背景だけでなく炭素排出量がない移動手段をおじいさ
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