Ruby on Railsはその開発効率のよさと、Rubyという言語のプログラマに対する親和性のよさによって、大ブレイクした感があります。では、そこにJavaの「J」がつくことで、どんなメリットがあるのでしょうか。 Ola BiniのJRoR本で、1ページに簡潔にまとめてありましたので(CHAPTER1 P.5)、それを自分なりにかみくだいてみます。 パフォーマンスの問題を解決 Ruby on Rails(以下RoR)は、もちろんネイティブなRubyインタプリタを使っています。Ruby陣営は「十分実用的な速さ」と言っていますが、ベンチマークを取ると、他の言語にだいたい遅れを取ってしまうようです。もちろん、Ruby 1.9ではかなりの改善がされましたが、それでもパフォーマンス・クリティカルな部分は代替手段が必要になってしまうようです。Ola Biniさんは本の中で、「代替手段としてCで書き直