原子力規制委員会は16日、定例会合を開き、40年超の運転を目指す関西電力美浜原発3号機(福井県)について、最長20年の延長運転の「合格証」にあたる審査書案を了承した。原発の寿命は原則40年としているが、延長運転が認められるのは関電高浜1、2号機(同県)に次いで3基目となる。延長認可を得る期限は今月30日までで、期限切れも心配されたが間に合った。これにより同原発は平成48年11月30日まで運転が可能となる。 ただし、運転再開には、新規制基準を満たすため防潮堤の建設など大規模な工事が残っている。地元の同意を得る必要もあり、実際に再稼働できるのは平成32年3月以降になる見通し。 美浜3号機は昭和51年12月1日に営業運転を開始。今年の12月1日でちょうど40年を迎えるタイミングだった。東京電力福島第1原発事故後、原子炉等規制法が改正され、原発の寿命は原則40年と定められたが、規制委が認めれば特例
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