台風の接近する中、若葉台駅4番線ホームに悠然と入線したのは、9月29日から通常列車での営業運転を開始する京王電鉄期待の新型車両5000系だった。抽選で選ばれた100組200名を対象に、9月17日に試乗会が行われ、一般の参加者らが多数乗車した。 若葉台駅では試乗会記念セレモニーが開催され、新型車両5000系の入線と同時にテープカットが行われた。直後に参加者らが乗車。10時37分にドアが閉まり、発車を待つ。座席は少し硬めになっているものの、座り心地は良く、むしろ乗客にとっては心地の良いものだろう。通勤に使用される車両としては、おそらく最上のものではないだろうか。 当日はゲストの1人、ラジオパーソナリティの玉川美沙さんが車内アナウンスを担当した。発車時刻や座席転換の案内、当日の予定などを話す。 「京王らしくない」スムーズな走りを味わう 新型車両5000系は10時40分に若葉台駅を発車。列車はなめ