ＪＲ北海道札沼線のあいの里公園（札幌市北区）－太美駅間に１２日、新駅「ロイズタウン駅」が開業しました。北海道内での在来線の新駅は２０年ぶりのことです。地元の当別町などが開業を記念して、記念ツアーを主催。ラベンダーをイメージした紫色の特急車両を活用した「ラベンダー編成」（５両）が運行されました。駅周辺は、開業を祝う町民や鉄道ファンでにぎわいました。 ロイズタウン駅は、当別町と、町内に製造拠点を置く菓子製造販売ロイズコンフェクト（札幌）がＪＲに設置を求めた「請願駅」です。約３００メートル北側にロイズふと美工場があります。駅舎やホームの建設費はロイズが負担しました。町は駅前広場の整備も進めています。北海道の在来線の新駅開業は、２００２年の函館線流山温泉駅（渡島管内七飯町）以来です。企業名を冠する駅名は、道内では千歳線サッポロビール庭園駅（恵庭市）に続き２カ所目だそうです。ロイズタウン駅の北側の「

冬の浜、輝く命　えりもにハタハタ卵塊 （12/07 07:45） 海岸に打ち上げられた色とりどりのブリコ＝６日午前９時、日高管内えりも町歌別（大島拓人撮影） 【えりも】ハタハタ漁が盛んな日高管内えりも町歌別の海岸に６日、「ブリコ」と呼ばれるハタハタの卵塊が打ち上げられ、朝日を浴びて宝石のような輝きを見せた。 直径約５センチの球状で、親魚が食べた餌により色が赤や緑、黄色とさまざま。 同町では冬の風物詩になっており、カモメに食べられる前に漁業者が手作業で回収。えりも漁協ウニ種苗生産施設の水槽で保管した後、人工ふ化事業に活用する。＜どうしん電子版に全文掲載＞ 前の記事 次の記事

えりも町１．９／別海町１．８６　高出生率の秘密探る　道が分析へ　雇用・育児・環境に着目 （08/05 07:00） 道は人口急減対策として、女性１人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率が高い道内市町村の要因分析に乗り出す。日高管内えりも町など出生率の高い自治体は《１》安定した就業先がある《２》子育て環境が整っている―などの特長があるとされる。北海道総合研究調査会（ＨＩＴ）の五十嵐智嘉子理事長は「道は出生率とともに若者の流出入の実態を把握した上で、夫婦で働き、子育てできる環境をつくることが求められる」としている。 厚生労働省が２月に公表した統計によると、全道平均の出生率は１・２５と全国の１・３８より低い。市町村別では最も高いえりも町が１・９など地域差がある。 えりも町は高い出生率の要因として「安定した職に就いている人が多い」と指摘。町内に航空自衛隊の基地があり、自衛隊員ら公務員世