IPv4の経路が512,000を超え、いわゆる512K問題で、インターネット利用が不安定になる可能性が指摘されている。 Ciscoのインシデント・マネージャーであるOmar Santos氏によると、増加し続けてきたIPv4の経路が8月13日に512,000を超えた。古いルーターやスイッチの中にはルーティングテーブルを格納するTCAM(Ternary Content Addressable Memory)がデフォルトコンフィグレーションで最大524,288エントリーまでしかサポートしていない製品がある。IPv4経路数が処理能力を超えることで、それらがボトルネックになる可能性がある。 Ciscoは1990年代前半からルーティングテーブルのエントリー数の増加をモニタリングしており、2008年に256,000に達したIPv4経路が、それから6年で512,000を超えた。ネットワークモニタリングサー
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