Puppy Linuxではディストリビューションを簡単にリマスタリングできるため、おそらくそれがpupletと呼ばれるPuppy Linuxの派生版が多く存在する理由だろう。pupletの中には、同梱されるソフトウェアやウィンドウマネージャがオリジナル版と異なるだけというものもあれば、特定のハードウェアプラットフォームをターゲットとしたものもある(Pupeeeなど)。本記事では興味深いpupletの1つとして、Puppy LinuxとSlackware 12をベースとしたモジュール型のLinuxディストリビューションであるMinisys Linux(Muppy)を紹介する。 96MB版のみが提供されるPuppy Linuxとは異なり、Minisys LinuxはLive、Mini、Server、Embryoという4つのバージョンで提供されている。Live版の必要メモリ容量は690MBで、考
