印刷 北陸新幹線開業後にJRから経営分離される並行在来線(北陸線)の高岡―西高岡間の新駅設置について、富山県高岡市の高橋正樹市長は16日、県に可能性調査を求めるなど設置に向けた活動を進める考えを示した。今月市内で開かれた県のタウンミーティングなどで市民の要望があったという。 高岡―西高岡駅間は、5.3キロ。同市によると、隣接駅との距離や勾配、曲折など物理的条件が満たされているが、収益性を判断する情報が十分ではないとしていた。 高橋市長は「新駅の設置が第三セクターとなる並行在来線運行会社の収益向上に寄与するものであれば好ましい」とし「県が進める新駅設置可能性調査の対象に加えていただき、評価してもらいたい」と話した。 市は、県の調査対象になるよう要望。結果をみて県との協議に入る考え。 関連記事富山県議会特別委、並行在来線関係者を招致へ(6/23)接続・直通、住民要望に地域差も 並行在来