精神論で何とかなるんなら、一度従業員にボランティア活動をさせればいい話だ。 社長の厳命で、全社員が一緒になって老人ホームの要介助の老人方をしっかり介抱したり 学校とか市民グラウンドに覆い茂ってる雑草をこれでもかって延々掃除すれば、 あるいは従業員にボランティアの何たるかを理解してもらえる、つまりは精神論の大勝利だが、実際はそうならない。 日本人というのは目の前で募金の呼びかけをする市民団体に対してメリットが働かなければ無用のオブジェクトを見るかの如く 素通りするもので、件のボランティア活動に際しても自らメリットがなければ、例えその会社の従業員で、社長自ら厳命していても放棄するものだ。 例えば、募金をすること、あるいは募金活動を行う事で自己満足に浸るといったメリットがあるなら皆良い事をしたという気分で募金をし、またボランティアを率先して行う。 実際は、インターンシップのような見返りを求めた物
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