『となりの怪物くん』(となりのかいぶつくん)は、ろびこによる日本の漫画作品。『デザート』(講談社)2008年10月号から2013年8月号まで本編が、2013年10月号から2014年1月号まで番外編が連載された。略称は「とな怪」[1]。 2022年4月時点で単行本の累計発行部数は710万部を突破している[2]。第34回(平成22年度)講談社漫画賞少女部門にノミネートされた。 漫画家の森野萌と倉地よねが『デザート』でデビューしたのは、本作がきっかけである[3][4]。 主人公・水谷雫は、幼少期から学年トップの成績を取ることしか興味が無く、生き物に対しての慈しみも乏しい。小学生時、クラスで飼っていたウサギが死に、皆が悲しむ中でも、元々動物が苦手だったこともあり、宿題を優先する発言をし、周囲から「ドライアイス」とあだ名をつけられる勉強の虫だった。 高校へ入学して間もなく、担任から隣席との理由で依頼