現在、英語の4技能教育(注1)を国家、産業界、学界が推し進めている。 注1)英語の4技能教育とは・・・これまで単語・文法・読解というようにリーディング中心だった教育をリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングとバランスの取れた教育にすること。 4技能教育の実施は評価基準と英語試験の変更、学習のプロセスの見直し、英語の教育年数の変更なども一緒に行われる。特に4技能の評価は従来の筆記試験では難しく、外部団体による4技能試験(TOEFL、IELTS、英検、TEAP)などの活用が急速に広がっている。(各英語 資格の比較) そのため、多くの大学の一般受験やAO・推薦受験では自大学作成の英語試験ではなく、外部団体が作成した英語4技能試験を受験生に事前に受けさせ、その結果を提出させ、入学試験の評価に取り入れ始めている。 昨今のグローバル化の社会を鑑みて、英語4技能試験を評価に取り入れる方向性自