定期接種の4種混合ワクチン(ジフテリア、百日ぜき、ポリオ、破傷風)の6割を製造する一般財団法人・化学及血清療法研究所(化血研)が出荷を自粛し、11月中旬にも在庫切れの恐れがあることが30日、分かった。 化血研などによると、ワクチンの製造方法が、国の承認を受けた内容と異なることが判明。化血研は厚生労働省の要請を受け、9月中旬からワクチンの出荷を自粛した。既に出荷されたワクチンは販売会社に在庫としてあるが、今後も自粛が続けば、11月中旬にもゼロとなる見通し。化血研はワクチンの品質が確保されているか調査しているが、供給再開のめどは立っていない。 このワクチンは乳幼児期に4回接種する。国内の製造販売会社は化血研と一般財団法人・阪大微生物病研究会(阪大微研)の2社のみ。昨年の出荷数約370万本のうち、化血研製造分が約64%を占める。化血研などは、阪大微研のワクチンでの代替を求めているが、ワクチン不足
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