日本航空(JAL/JL、9201)は3月24日、パリのシャルル・ド・ゴール空港で現地時間21日(日本時間22日)に、定員を1人オーバーした状態で出発し、誘導路から駐機場へ戻るトラブルがあったことを明らかにした。定員超過で出発した事例は、JALで自走後に起きたのは初めてだという。 現地で搭乗手続きを委託している会社の地上係員が、航空券を乗客に手渡す際の本人確認が不十分だったことや、二重発券などのミスが重なった上、機内でも客室乗務員による確認が不十分だったことで起きた。 トラブルは現地時間22日午後7時ごろ、パリ発羽田行きJL046便で発生。機材はボーイング777-300ER型機(登録番号JA732J)で、座席数244席に対し、245人の乗客と座席を使わない幼児1人が乗った状態で出発した。駐機場を出て誘導路を自走し始めた直後に、定員を1人オーバーしていることが発覚し、出発から25分後に駐機場へ
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