前提となる知識はエビングハウスの忘却曲線がまずひとつ。そして、覚えるという作業は、思い出す作業とは別であること、思い出す作業により記憶が強化されること(テスト効果)、そしてその効果は思い出すのに苦労するほど高いということだ。 したがってAnkiの学習間隔は、ギリギリ忘れるか忘れないかぐらいの長さに設定するのが一番効率が良い。 他にも考慮すべきファクターはある。期末試験が迫っているといった情況では、効率を犠牲にしても、つまり学習間隔を詰めてでも、期限に間に合わせる必要がある。あるいは英文法や基礎的な英単語はさっさと覚えてしまわないとそれ以外の学習の効率がめちゃくちゃ悪くなる こうした個人の事情や資質、学習分野の性質や相性などによって最適な学習間隔は決まってくるのだ。これを手作業でやるのはめちゃくちゃめんどくさいので、Ankiのようなアプリを使うわけである。もちろん機械的に決めるのには限界があ
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