CentOSでサーバを構築することが多いのですが、バージョンが上がるたびにインストールDVDを作り直すのはDVD-Rがもったいないと思うようになりました。PXEによるネットワークインストールという手段もあるのですが、環境作りの手間がかかりすぎます。 そこで、USBメモリからブートして、ネットワークインストールをする方法を試してみました。これならバージョンが上がっても、USBメモリを上書きすれば済みますし、常に最新のパッケージをインストールすることができます。ただし、インストールするPCのBIOSが、USBメモリからのブートに対応していることが前提となります。 1. PCとネットワーク環境を用意する インストールするPCは普通のものでかまいません。今回は64bit機を用意しました。あとでネットワークインストールをするので、DHCPが使えるネットワーク環境が必要です。 今回インストールするのは