この記事には、ご覧になられる読者によっては一部不快に感じられる場合がございます。予めご了承の上、ご覧下さい。 東京都監察医務院(平成29年/2017年)のデータによると、都内23区の単身者の異常死者(警察への届け出が必要な死亡)の数は男性が3,325人、女性が 1,452人。 ニッセイ基礎研究所の推計によると、2011年の全国の65歳以上の孤独死者数の推計値は年間で2万6821人である(自宅で死亡し死後2日以上経過を孤独死と定義した場合)。 また国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、「単独世帯」は2015 年の1,842 万世帯(34.5%)から増加を続け、2040 年には1,994 万世帯(39.3%)と推計される。 このように単独世帯が増えていくと予想されるからには、孤独死の割合も人口動態にあわせて増えていくものと思われる。つまり孤独死は今後さらに増え、より身近になっていくという