自宅の空き部屋を活用し、旅行者などのゲストを有料で泊め、つかのまの交流を楽しむ。リビングやバスルームは譲りあって使えばいいし、ホテルのように備品を揃える必要もない。そのかわり、お値段はリーズナブルに——。 そんな“気楽さ”が「Airbnb(エアビーアンドビー)」の売りだった時代は、いつのまにか過ぎ去っていた……。ますます便利になっていくように見えるオンライン“民泊サービス”の裏側で、いまどんな変化が起きているのか? ジル・ビショップは9年間ずっと、Airbnb(エアビーアンドビー)で自宅の空き部屋を貸し出してきた。ゲストとのあいだに連帯感が生まれるのが楽しみの一つだった。 彼らは居心地の良いソファでくつろぎ、一緒に食卓を囲み、半分空のシャンプーやローション類が散らかる彼女のバスルームを譲り合って使った。 だが、すべて過去の話だ。 Airbnbは彼女に、バスルームをもっとホテルのようにおしゃ
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