Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) では、ヒープと CPU のプロファイリング用に HPROF と呼ばれる簡単なコマンド行プロファイリングツールが常に提供されます。HPROF は、実際には JVM のネイティブエージェントライブラリであり、JVM の起動時にコマンド行オプションで動的にロードされ、JVM プロセスの一部になります。ユーザーは、起動時に HPROF のオプションを指定することで、HPROF に対してヒープ、CPU、またはその両方のさまざまなプロファイリング機能を要求できます。生成されるデータは、テキスト形式またはバイナリ形式にでき、メモリー使用量や効率の低いコードが関与するパフォーマンス上の問題を見つけて切り分けるために使用できます。HPROF によって生成されるバイナリ形式ファイルは、HAT などのツールでヒープ内の割り当て済みオ