はじめに Internet Explorerでは、認証パスワードの記憶やオートコンプリートを有効にしていると、それぞれのデータがコンピュータに保存されます。しかし、その内容を操作する方法は、一般には公開されておらず、また、一覧を表示する機能も無いため、ユーザは、現在利用しているコンピュータでどのようなデータが保存されているのかさえ知ることはできません。本稿では、これらのデータを一覧するサンプルを作成し、その操作方法を解説します。 対象読者 WindowsでC++を使用してネットワーク関連のプログラムを作成される方。 Internet Explorerをサポートするプログラムに興味をお持ちの方。 必要な環境 サンプルプログラムは、Windows 98/NT/2000/XPで動作します。 サンプルコードは、C++ Builder6およびMicrosoft Visual C++