出典:Wikipedia 東京地方裁判所 私の弟と故・金正日総書記の誕生日でお馴染みの2月16日、私は東京地裁を訪れていた。その日は任天堂とコロプラの特許侵害訴訟の第1回口頭弁論が有ったからだ。 私は任天堂とコロプラの特許侵害訴訟が明らかになった時、 任天堂 VS コロプラ特許訴訟・ニュース発表 「任天堂に訴えられたコロプラが妙に強気な真意を分析してみた」 という記事を書き、過去最高の3万PV越えを果たしている。その記事でもさらなる解説を約束していたので、参加しない訳にいかないのだ。 なお、裁判が始まる10分前に着いたが30人近く並んでおり、入廷したら42席ある傍聴席が満席になった。裁判傍聴でお馴染みのお笑い芸人・阿曽山大噴火さんまでいる注目の高さだ。 しかし、第1回口頭弁論は次回の日程を4月23日午後2時と決めただけであっさりと15分で閉廷してしまった。ノートとシャーペンを準備し、一言一
任天堂が2月10日に、古くから「マリオ」シリーズや自社CMのジングルでおなじみの「コイン音」を、音商標として出願していたことが明らかになった。 出願された商標の情報(特許情報プラットフォームより) 出願された商標の情報は特許情報プラットフォームで、3月22日より公開されている。メニューの「商標」から「商標番号照会」を選択の上、出願番号の「2016-014590」を一番上の入力枠に入力。そして「照会」ボタンをクリックすれば閲覧できる。文献にはコイン音の楽譜が掲載されており、上の「音声再生」ボタンから再生も可能となっている。 「スーパーマリオブラザーズ」30周年に発売された「スーパーマリオメーカー」 (沓澤真二) advertisement 関連記事 「ファイトー! イッパーツ!」など CMでおなじみのメロディーが音商標に認定 だいたい脳内再生できる。 「正露丸」のラッパのメロディが「音商標」
都内でよく見かけるマリオのコスプレをして運転できるカートレンタル業者のひとつ株式会社マリカーを任天堂が訴えた件については既に(エンタメカテゴリーの方に)書きました。この記事ではもう少しだけ法律的に深掘りしてみます。 ネットでは、「てっきり任天堂の公式かと思っていた」「許可なしならダメに決まってるじゃないか」というような声が聞かれますが、実際、訴訟になると実はそう簡単ではなく、さまざまなややこしい論点があり、「ダメに決まってる」とまでは言えなさそうです。 マリカー社側も、ウェブサイトにおいて「私たちは、複数の弁護士・弁理士等の専門家に相談をし、私たちのサービスが、任天堂様に対する不正競争行為及び著作権侵害行為には該当しないと判断した上で、サービスを提供してきました」と言っています(当然ですが、この相談した弁理士の中に私は含まれていません)。 なぜ、マリカー社が不正競争行為及び著作権侵害行為に
任天堂が1985年に発売した「スーパーマリオブラザーズ」はワールド1から8までの全8ステージから構成されていますが、実は全部で256個ものステージを出現させることが可能です。これらのステージは「256w」「256ワールド」「アンダーカバー」などと呼ばれていて、256wの1つに「マイナス1面」というステージがあり、YouTubeでも多数の動画がアップされるほど有名です。その「マイナス1面」にどうしても突入できなかった女性が、エミュレータを使ってROMを書き換え力業で「マイナス1面」を再現しています。 Through the Warp Zone | Emily St. https://emily.st/2014/05/05/through-the-warp-zone/ 「マイナス1面」に行く方法は下記のムービーから確認できます。 スーパーマリオブラザーズ マイナス1面 - YouTube ワー
任天堂は著作権に非常に厳しいことで有名で、最近の例としては「ニコニコ動画」から「全自動マリオ」シリーズを全削除しており、古い例だと「ポケモン同人誌事件」など、俗に「任天堂法務部 最強列伝」と呼ばれてしまうほどです。もっとも、一般に言われているほど最強ではないという一面もあるらしいのですが、やはりどちらかと言えば強圧的なイメージがあるのではないでしょうか。 ところが実際にどのような「警告書」が任天堂から来るのかというのは長い間、謎のベールに包まれていました。今回、GIGAZINEに来た興味深いタレコミによると、ネット上で現在、その「任天堂からの警告書」と思われるものがPDFファイルとして公開されているようです。 詳細は以下から。 問題のPDFファイルはGIGAZINEでも過去に一度、以下の記事で紹介したことのある「NES2FOMA」というネットサービスのサーバ上にあります。 ファミコンソフト
DSソフトのプロテクト解除を行う「マジックコンピュータ」通称「マジコン」の販売会社5社に、任天堂以下54社のソフトメーカーが、販売差し止めの訴訟を起こしました。 「マジコン:違法DSソフト使える機器販売 任天堂など、中国系5社を提訴」 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080730ddm041040070000c.html 今回もこれに至る手際が、素晴らしいです。 まずスクウェアエニックスの新作ソフト「ドラゴンクエストV」で、コピー防止措置を仕掛けます。 「スクエニがDS版ドラクエ5にコピーガード 「船が港に着かない」」 http://www.cyzo.com/2008/07/post_772.html しかしこれを翌日には「マジコン」販売会社がファームアップで対応。 ところがこの行為、「不正競争防止法」第2条第10項の禁止項目「営業上用いられて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く