大潟富士(おおがたふじ)は、秋田県南秋田郡大潟村にある山。人工の山で標高0m(海抜0m)で円錐形の築山である。周囲からの比高が富士山の1,000分の1である3.776mで、かつ山頂の標高が0mとなるように造られた[1]。日本一低い山とされる日和山よりも標高が低い。大潟村は国土地理院に地形図への掲載を求め、築山であることなどから一時掲載は見送られた[2]が、現在は地形図に表示されている。周囲は干拓地が広がり、海水面より標高の低い平らな土地である。 歴史[編集] 1992年(平成4年)に、秋田県測量設計業協会が創立20周年を迎えるにあたり、大潟村に企画を持ちかけて共同で製作される。1995年(平成7年)6月3日の測量の日に竣工される。もともと湖の底に積もった泥を主とする大潟村の地盤は軟弱で、積んだ土がすぐに崩れるなど作業は難航したが、道路工事の際に盛り土として使われる発泡スチロールを土台に用い
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