手製の爆弾で多数の同級生の殺害を企てたとして、北海道警札幌西署は26日、札幌市北区の高校1年の男子生徒(16)(脅迫容疑で逮捕)を、殺人予備容疑で再逮捕した。 調べに対し、容疑を認め、「世の中が面白くないので自殺しようと思った。死ぬ前に、自分をバカにした連中を殺そうと思った」などと供述しているという。 発表によると、男子生徒は2月6日、通っている高校の教室内で爆発させる目的で、爆弾の材料となる有機酸化物や黒色火薬などを自宅に保管し、一部加工した疑い。 爆弾の情報はインターネットのサイトなどを通じて入手していた。見つかった火薬類は、家を一軒吹き飛ばすほどの威力があるという。 男子生徒は6日、同級生へ「みんなぶっ殺す」とという内容のメールを送ったとして、同署に逮捕されており、自宅の捜索で火薬類などが見つかった。