今回も前回に引き続いてSambaの仕組みと設定項目について解説する。SambaはWindowsのファイル/プリントサーバ機能(Windowsネットワーク)をLinuxなどのUnix系OS上に実現したもので,ブラウジング,ユーザ認証,ファイル/プリントサービス,NETBIOSといったWindowsネットワークの基本構成要素を一通り備えている。前回はその構成要素の一つ,ブラウジングに関する話題を取り上げた。ブラウジングはネットワーク上のサーバを一覧表示するための仕組みで,これでどんなサーバがネットワークにあるのかがわかる。これがわかれば,その中から自分が使うサーバを選んで,そこに接続すればよい。この接続から後の動作が今回の話題だ。 ユーザレベルとシェアレベル Windowsネットワークではサーバに接続する際に,まずユーザを確認するユーザ認証のステップがある。これには二つのタイプがある。
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