ラーメンにのせたりする『メンマ』。 しかし、人によっては『しなちく』と呼ぶこともあります。 この『メンマ』と『しなちく』には違いがあるのでしょうか? 結論から言うと、『メンマ』と『しなちく』は同じものです。 昔は『しなちく』、現在は『メンマ』と呼ばれています。 『メンマ』、『しなちく』の原料は、台湾や中国が原産の麻竹(まちく)というタケノコです。 麻竹(まちく)を茹でた後に乳酸発酵させ、それを更に乾燥して細かく裁断し日本に輸出されます。 中国はかつて『支那』と呼ばれていたため、その『支那』の竹ということで『支那竹(しなちく)』と呼ばれていました。 しかし、昭和21年6月21日に外務省が、「『支那』は中国の蔑称なので、使用は極力避けるように」という発表をしました。 そのため、『しなちく』という呼び名はなくなっていきます。 それに伴い、『しなちく』に変わる名前が求められはじめます。 そして、昭