80年代を駆け抜けたオールドパソコン「MSX」のよもやまを綴るblogです。旧「MSX研究所長の日常」より移転しました。 MSX2以降に特有の技術として、複数のスクリーンモードを一つの画面に共存させる、というものがあります。そんなことできるの?とよく言われますが、特定のスクリーンモードの組み合わせであれば可能です。現実には実行速度の問題があり、決して簡単にはできませんが…。オールアセンブラでの開発を必須とする難テクニックの一つです。さて実際にそれをやっているソフトをご紹介しましょう。探してみると結構あるもんです。 サイコワールド(1988年・ヘルツ) 恐らく市販ソフトとして最初に実現したのがこの「サイコワールド」でしょう。横スクロール機能を持たないMSX2で滑らかなスクロールを実現したソフトとして知られますが、メイン画面(上側)がスクリーン4、インジケータ(下側)がスクリーン5で作られてい