『ドラえもん』の紅一点、しずちゃん*1です。 *2 彼女のような髪型をなんと呼称するでしょう。 「二つ結び」でも「二つ結い」でも「ツーテール」でも「ツインテール」でもいいのですが、個人的には「おさげ」が一番しっくりきます。 辞書では「おさげ」は編むもの ところが、国語辞書を引いてみると、雲行きが怪しくなります。 少女の髪の結い方。編んで肩のあたりに垂らす。「―髪」 ――『新明解国語辞典』第7版 髪の結い方の一つ。髪を左右に分けて編み、肩のあたりにさげたもの。(お)下げ髪。 ――『明鏡国語辞典』第2版 女性の髪の結い方。頭髪を二つに分け、それぞれを三つ編みにしてたれさげたもの。さげがみ。「―の娘・―の髪〔浅草紅団〕」 ――『新潮現代国語辞典』第2版 髪を分けるのに限定するかしないかの違いはあるものの、どの辞書も、髪を編まないとおさげにはならないのだと言っているのです。もちろん、編んだものも「