ブックオフの創業者は、今や「俺の株式会社」社長として語られることのほうが多くなった坂本孝氏です。 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」等、持ち前の商才を相変わらず発揮されていますが、ブックオフのビジネスモデルの独創性については、それを上回る評価がなされて然るべきだと思っています。 古書業界における、ブックオフの革新性は広く知られるところですね。 ◯査定基準の標準化、簡素化 本の中身の目利きを無くし、本の状態に評価基準を集約。 ・新しい(発刊から日が浅い) ・状態が良い この2点が基準ですから、新人のバイト君でも迷うことがない。 ただ多少はマシな価格(失礼)で買ってくれるコミックだけは別ですね。連載が終わった途端の買い取り価格の急落には驚くほど。さすが原価商売。主力のコミックだけは市場価値に非常に敏感です。 ◯販売開始から時間経過にあわせて段階的に値段を下げ、回転率アップを図る これが一物二価
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