5月31日のこと、ドイツのベルリン市内を走る機関車が駅のない場所で突然停止した。この鉄道の機関車には、“デッドマン・スイッチ”と呼ばれる装置が装備されていた。運転士は運行中、一定間隔でこのスイッチを押さなければならない。 運転士は、緊急停止した機関車の運転室から忽然と姿を消していた。運転室のドアが開いていた。列車が走っている最中に運転室から落下したに違いなかった。そして、停止位置から数百メートル遡った地点の線路脇で運転士の遺体が見つかった。 彼が走行中に運転室のドアを開けた理由は、一目瞭然だった。ズボンのチャックが開け放たれていたのである。(注:ソースには明示されていないが、排泄器官が外に出された状態であった可能性が高い)。 警察では、運転士が運行中に尿意を催し、運転席のドアを開けて放尿している際に誤って転落し、死に至ったと見ている。落下時、機関車は時速110キロ以上の速度で走行していた。