Value Averagingの日本語訳。定期的に特定の金融商品の買い付けを継続する投資手法であり、買い付け毎に金融商品の時価が一定額ずつ段階的に増えていくように目標投資額を定めて運用する。米学者のマイケル・エデルソン(Michael Edleson)が1980年代に提唱した。 継続的な積立投資としてドルコスト平均法と比較されることが多い。ドルコスト平均法は、定期的に特定の金融商品を毎回同じ額だけ買い付けていくのに対し、バリュー平均法では、相場の状況によって買い付け額を変動させていく。ドルコスト平均法では、一定額の投資金額を積み立てていくため、安いときには多くの口数を買い、高いときには少しの口数だけ買う投資スタイルとなるが、バリュー平均法では、保有時価が段階的に一定額増加するよう、金融商品の価格が下がったら買い付け額を増加し、価格が上がったら買い付け額を減額するなど、目標とする投資額に応じ