のようにすると、入力バッファに改行文字が残ってしまうため、直後に getchar などを呼び出すと期待した動作にならないことがあります。 これを何とか回避しようとして、fflush(stdin) を使用しているサンプルをよく見かけます。しかし、fflush 関数というのは、出力ストリーム、または直前の操作が入力ではない更新ストリームに対して使用するものであり、それ以外の場合は未定義の動作になります。 少なくとも複数の有名な処理系のマニュアルには、fflush(stdin) を入力ストリームに対して使用できる旨の記述があるため、上のように書いてもなかなか信用していただけないかもしれません。そこで、Cの標準規格から該当部分を引用したいと思います。 7.19.5.2 fflush 関数 形式 #include <stdio.h> int fflush(FILE *stream); 機能 stre
twitterのfriend timelineのログをファイルベースでログとってたら*1、気がつくとarchiveのディレクトリに5万件超のファイルが蓄積されていました。 これだけの件数のファイル群はrmコマンドで一気に消そうとしても、消せません。 -bash-3.00$ rm * -bash: /bin/rm: 引数リストが長すぎますこの引数リストの長さの上限はARG_MAXというマクロ定数で定義されているようです。 -bash-3.00$ getconf ARG_MAX 131072ARG_MAXの制限により、コマンドに渡す引数が(うちの環境では)131072byteを超えてしまうと上記のエラーになってしまいます。この場合は一つのファイルが「786587805」のような名前で保存されている為、5万件超のファイルを指定する「*」のファイルグロブが展開されたファイルリストの文字列が余裕で1
C/C++ を使うプログラマは大勢います。しかし、その多くは OJT を通して言語を学んだのではないでしょうか? 実はそこに大きな落とし穴があります。 コンピュータや工学のことをよく知らない人たちは、時代の先端を歩むプログラマには「迷信」など無関係だと信じて疑わないかも知れません。しかし、迷信や誤解はどんな世界にも常に存在しています。 というわけで、ここでは C/C++ にまつわる迷信、誤解、よくある間違いを採り上げていきます。非常に後ろ向きな企画ですが、暇つぶし気分転換に読んでみてください。もしかすると、ご自身が迷信にとらわれていたことに気付くかもしれません。 追記(2009/03/15) このコーナーでは、C/C++ にまつわる迷信、誤解、よくある間違いを扱っています。決して「迷信」だけではないのですが、タイトルにはすべて[迷信]を付けています。 これは、主に検索エンジンでタイトルを見
初出: C MAGAZINE 1996年8月号 Updated: 1996-09-21 [←1つ前] [→1つ後] [↑質問一覧] [↑記事一覧] [ホームページ] 今回は、よく知られているけどちょっと分かりにくいアルゴリズム、あるいは、 今までの連載で出てきたトリッキーなコードについて、どのような原理で動作す るのかを紹介してみようと思います。ただし、一般論として、凝ったコードより も分かりやすいコードの方が価値がある場合が多いということも頭に入れておい てください。 凝ったアルゴリズム Q 【曜日の求め方】 Comp.lang.c FAQ listを見ると、曜日を求める関数として次のものが紹介され ていた。 dayofweek(y, m, d) /* 0 = Sunday */ int y, m, d; /* 1 <= m <= 12, y > 1752 or so */ { stat
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