昨今では「男女共同参画社会」や「働き方改革」といったキーワードで、さまざまな企業や職種での働き方の改善が見られるようになってきた。時短勤務や在宅勤務などの制度が整備され、職場の上司やチームの理解が進むなど、ほんの5年前と比べても、働きやすい世の中になっているのではないだろうか。また、そういった環境の実現に向けて、話し合いの場やインプットの場も多く設けられるようになった。 筆者は、女性研究者・女子学生の交流を促進する場として、情報系の学会の昼食時間を利用してイベントを開催している。これまで「子育てとの両立」「海外留学」「企業」など、毎回さまざまなテーマを設けて女性にトークしてもらい、女子学生や女性エンジニア・研究者が聞くといったスタイルで開催してきた。 6年目となる今年は「イクメンの時間割」と題して、2018年3月6日(火)の昼食時に、男性ゲストを招いてトークしてもらった。女性も男性と対等に