前述したTCPサーバ例では、サーバを終了した直後にもう一度サーバを起動しようとすると、bindがエラーで終了することがあります。 ここでは、その問題を回避するためにSO_REUSEADDRを有効にする方法を説明したいと思います。 TIME_WAIT TCPサーバのプログラムを書いていて、TCPサーバを終了して直後にもう一度起動したときに、 bindが「Address already in use」というようなエラーで失敗してしまったとこは無いでしょうか? 「あれ?もうTCPのサーバプロセスは終了しているのに。何故、bind出来ないのだろう?」と思いつつ、 しばらく時間がたってからもう一度実行すると問題なくbindが成功したりします。 この問題はTCP自体の仕組み(仕様)によって引き起こされています。(winsockの問題ではなく、TCPの仕様です)。 具体的にはTIME_WAIT状態という