Graphvizはグラフを視覚化して様々なフォーマットに出力してくれるツールである。 テキストファイルにノードとエッジの関係を書いておけば、見やすいように自動でノードを配置してエッジを描いてくれる。出力形式もPostScript、SVG、PNGなど各種ある。GUIで図形を置きながら位置を揃えたりすることに気を遣うよりはずっと楽である。 本稿はそのGraphvizに与えるグラフの書き方(dot形式と呼ぶ)を簡単に説明する。 例としてconfig(8)のときに作成した図を用いる。 1. ノード間の関係を記述する まず、グラフを構成するトポロジー、つまりどのようなノードとエッジがあるかだけを集中して書いてしまう。これだけで一応グラフは描けるので、最低限のレベルはクリアである。 グラフは、種類を示すキーワード(有向グラフ(digraph)または無向グラフ(graph))に続けて { ... } で
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