はじめに この本はオブジェクト指向技術を利用してソフトウェア開発することを目指す技術者および管理者のために書かれた本です。プログラムのコードや難しい数式などを排除してあり,図と文章によって基本概念や適用技術を平易に解説しています。オブジェクト指向技術を数学(形式)ぬきで探求する試みといえるでしょう。 本来,オブジェクト指向技術を,瓶から瓶へ水をもらさぬように,正確に伝えるには,数学(型理論)を必要とします。数学的形式化が行われていないと,オブジェクト指向で表面化する問題の議論がかみ合わず空転することが多いからです。あの時はこうだっだ,この時にはああだったと経験則の披露になりかねないのです。やはり何かしらの形式化は必要でしょう。しかし,数学的形式化の苦しみときたら並大抵ではありません。特に,後述するインヘリタンス(継承) や並列などが絡んだあかつきには残酷なのです。私だけかもしれません
Lua is not really an object-oriented language, and it doesn't have a built-in concept of classes. But it is easily possible to create your own class system using tables and metatables. Simple metatable-based class local MyClass = {} -- the table representing the class, which will double as the metatable for the instances MyClass.__index = MyClass -- failed table lookups on the instances should fal
オブジェクト指向設計の基本 オブジェクト指向プログラミングの特徴 伝統的な手続き指向プログラミングでは、実行する一連のステップ、すなわちアルゴリズムを記述するものをプログラムと考えます。オブジェクト指向プログラミングでは、プログラムはオブジェクトの相互作用システムをして記述します。一時的に必要となる領域、すなわちテンポラリ・バッファはプログラムのいたるところで用いられます。C++を厳格な手続き型言語として使うこともできますが、オブジェクト指向のアプローチをとることでC++の長所を生かすことができます。 オブジェクト指向プログラミングは、キーとなる概念をいくつか持っています。 ■ 抽象化の概念 最も基本的な概念で、大規模なプログラムをより単純に記述できるようにします。 ■ カプセル化の概念 プログラムの変更とメンテナンスを簡単にします。 ■ クラス階層の概念 プログラムを簡単に拡張できるよう
先日、日経BPの出版局の方と話をする機会があったのだが、私がマイクロソフトでウィンドウズ95の開発に関わったことに触れた際、「ユーザーインターフェイスの設計において、日本人であることで何か役に立ったことはありますか?」と聞かれた。日本人であることがプラスになったとは思わないが、ふと思い出したことがある。当時、「日本語はオブジェクト指向な言語だな」と思ったことである。 その当時(90年代初頭)、アップルの方が使い勝手に関しては一歩も二歩もマイクロソフトより進んでおり、そのためには、もともとゼロックスが提案しアップルが商品化した、「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」の考え方を、より推し進めるしかないという戦略で、ウィンドウズ95のユーザーインターフェイス(当時は Object-Oriented Shell と呼ばれていた)の開発をしていた。 「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」
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