二酸化炭素(CO2)の排出量削減と省エネルギー対策として、直射日光を遮る緑のカーテン作りを普及させるため、松戸市は十九日、市役所でゴーヤーの苗を植え付けるとともに市民に配布した。普及活動は六年目で、学校など市施設だけでも計百一カ所で取り組み、「緑のカーテンコンテスト」も行われる。 市役所には五十五株の苗をプランターに植え付け、「市減CO2推進ネットワーク会議」などが協力した。これに先立ち本郷谷健次市長が、福島第一原発の事故で今年は特に節電が求められているとして「エアコンの設定温度を上げてほしい」と市民に呼び掛けた。