昨今では気候危機やSDGsに関する情報を目にする機会が、今まで以上に増えてきました。 私たちはこれらの問題にどう向き合っていくべきなのでしょうか。 これからの気候危機との向き合い方について、若い世代の考えを「Fridays For Future」の元メンバーで、人間活動家として活躍する宮﨑紗矢香さんにお聞きしました。 就職活動で感じた憤り ――学生時代の宮﨑さんは、気候危機に関する活動を積極的に行っていたと聞いています。気候危機に関心を持ったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。 私が最初に興味を持ったのは、気候危機ではなくSDGsでした。当時参加していた、子ども食堂の代表が頻繁にSDGsの話をしていたのです。 自分でも調べてみたら、SDGs達成度ランキングというものを目にし、1位はスウェーデン(2016~18年)であることを知りました。 以前から、北欧には教育や福祉について先進的なイメ