東京―博多間を走る700系新幹線の先頭車両が30日、JR東海の博物館「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)に搬入された。 同館が車両を入れ替えるのは2011年3月の開館以来初めてで、1月2日から展示が始まる。 先頭車両は全長約27メートル、重さ約40トンで、1999年3月から今年1月まで運行していた。老朽化に伴って検査工場に保管されていたが、同館が別の展示車両と入れ替えることを決めた。 0系、100系、300系、700系がずらりと並ぶ中、豊田宏明係長(58)は「4世代の新幹線を展示する念願がかなった。たくさんの人に見てほしい」と話していた。