銀座と言われて思い浮かべる風景。 多くの人にとってそれは東京の、あの高級感漂う街でありましょう。 むしろ他にイメージできる銀座ってほとんどないんじゃないだろうか。 でも周囲に目を向けてみると、実は静岡県東部にもちらほら銀座があったりする。 「あぁ、どうせ東京の銀座にあやかろうとしたんでしょ・・・。」 そんなふうに思いがちだったりしません? ところが… その昔、静岡には東京より早く銀座があったというではないか! 現在は商店街や繁華街としての意味が強い「銀座」だが、そもそも貨幣を作る場所という意味がある。その変遷を抜粋すると1606年に駿府銀座(現在の両替町)誕生→1612年に江戸・京橋銀座へ移転ということのようだ。(Wikipedia調べ) 「先輩を超えてやるって思って頑張ったんですよ!」 照れくさそうな表情でそう告げてくる江戸を、駿府は暖かい眼差しで見守っている。そんな場面が想起される史実