萩生田光一文科相は1月19日の記者会見で、「目指すべき出口は、教師を再び憧れの職業にバージョンアップして、志願者を増やすことにしたい」と語った。バージョンアップしなければ、現在の教員では「憧れの職業」にならないということで、現在の教員を否定しているようにも聞こえる。憧れの職業になっていない責任は、教員にあるのだろうか。 ■たいへんな職業ということは大きな問題になっている この日の会見で萩生田文科相は憧れの職業になっていない理由を、「なんとなく(教員が)たいへんな職業だというのが世の中に少し染み付いています」とも述べている。「たいへん」は、過重労働や残業代が支払われない勤務実態を指しているとおもわれる。 ただし、それは「少し」ではなく、大きな問題になっている。文科相としては、いささか認識不足のようにおもえる。 「たいへん」を解決して「憧れの職業」にしたいなら、過重労働の解消に向けた対策を早急
![「憧れの職業」になっていないのは教員の責任なのか、萩生田文科相の気になる言い方(前屋毅) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/927e1a9698682106cda1505bbf171d76075e2cf0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fmaeyatsuyoshi%2F00218580%2Ftitle-1611131300795.jpeg%3Fexp%3D10800)