売上の一部が寄付され、自然保護や社会貢献に役立つ商品、コーズブランド。今回は、ガイドが取材で訪れた沖縄で見つけた商品をご紹介します。おいしく食べることが沖縄の離島の子どもたちの教育格差の解消に役立ち、地域を元気にする商品です。 最初にご紹介したいのが、沖縄ハムと南大東島、コープおきなわなどが共同開発した“南大東島の海鮮タコライス”です。 タコライスは、タコスの具をご飯にのせて、ミニトマトとチーズ、レタスと共に食べる、沖縄風メキシカン。そのタコライスが簡単に食べられるレトルト食品として、すっかり全国区になった沖縄ハムのタコライスは、ご存じの方も多いでしょう。これは、その海鮮版。南大東島で水揚げされたイカとマグロで作られました。 沖縄本島からでも360kmも離れている南大東島は、文字通り南海の孤島。本屋も図書館もなく、子どもたちが本に接する機会は、学校の小さな図書室だけです。図書室といっても本