[東京 22日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は22日、中国・天津市の港湾地区で起きた危険化学物質倉庫での大規模爆発事故により、同社の完成車約4700台に被害が出たことを明らかにした。トヨタ車を生産している合弁工場周辺での安全は確保できておらず、17日から実施している工場の稼働停止は26日まで延長する。 被害が判明した約4700台は、日本から輸出した「レクサス」ブランド車や現地で生産した車で、爆発で窓ガラスが割れたり、車体がへこんだりするなどしていた。同社は被害の程度に関わらず、影響を受けた約4700台はすべて販売しないという。 天津地区にはトヨタと中国自動車大手の第一汽車集団との合弁会社「天津一汽トヨタ」の泰達工場と西青工場があるが、爆発事故を受け、夏季休業明けの17日から22日まで両工場の稼働を停止。23日はもともと休業日で、24日以降の稼働は今後の動向を見ながら判断
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