学研プラスが発行する「最強生物大百科 水の章」で魚の分類に表記ミスがあったとして、修正後の増刷版が月内にも出版されることになった。東京都町田市の幼稚園児、白戸喜秀(よしひで)ちゃん(5)の指摘を受けての対応で、同社は「校正ミスを発見できるほど読み込んでもらってうれしいし、感心した」としている。 喜秀ちゃんは8月、深海の生物を紹介する2冊の図鑑を見比べ、白い大きなオタマジャクシのような魚の分類表記が違うことに気づいた。同社の図鑑では、「カサゴ目」の「シンカイクサウオ」、他社の図鑑では「スズキ目」の「マリアナスネイルフィッシュ」と紹介している。同じ生物の別名だと記憶していた喜秀ちゃんは、「なんで分類が違うのかな」と疑問に思った。 母親の広美さん(35)が学研プラスに問い合わせたところ、「最新の研究内容を反映しておらず、従来のカサゴ目のまま製作を進めてしまった」などと説明された。同社は増刷版で「
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