イスラエル軍の空爆が始まってから、パレスチナ自治区ガザ南部に避難し、3日前にラファ検問所からエジプトに脱出した、国境なき医師団の白根麻衣子さんが、日本時間4日午後に会見し、「家族の支えがあって耐えることができた」と涙ながらに語った。 国境なき医師団・白根麻衣子さん「(母が)あなただったら大丈夫、信じて待っていると言い続けてくれた。3週間乗り切れたのは、家族の支えがあったから」、「昼夜問わずミサイルが発射されて、南部に避難したにもかかわらず、空爆が絶えることなく続いていました。人々が外に座って、雨や空爆の音に耐えながら、子供たちが本当に心細そうにしていたり、泣いていたのが忘れられない」 白根さんは、「病院や学校が空爆を受けていた。無差別攻撃は直ちにやめてほしい」と訴えていた。