親子でテレビ番組を見ていて同じ場所で笑ったりつっこんだりすることはあっても年齢の違いのせいか、興味の違いのせいか同じCMに同時に反応することはあまりない。ところが先日テレビで流れた途端、母と二人で思わず顔を見合わせてしまったCMがあった。 それは「なつ、あせ、ムレ、かゆい」というナレーションと共に「俺の股間は、かゆい」という文字が出てくるムヒの「デリケアM's(エムズ)」のCM「タイポグラフィー・俺の」編。 「あら、やだぁ。男の人もかゆいのかしら」とジェスチャーまじりで股間を指差し笑い転げる母。 それにしてもこの手の商品の場合「デリケートな部分」とか婉曲的な表現をする場合が多いなか「俺の股間」とはそのものズバリで何とも分かりやすく潔いではないか。 さっそく発売元(株)池田模範堂にCMについて問い合わせてみた。 「この言葉をどうお見せするかではかなり悩みました。実は昨年に愛知、三重、岐阜の中